平成30年4月6日 19年度新卒採用、書類選考にAI 横浜銀

平成30年4月6日 19年度新卒採用、書類選考にAI 横浜銀

2018年04月06日(金)3:01 PM

横浜銀行は5日、2019年度の新卒採用のエントリーシート(ES)選考で人工知能(AI)技術を活用すると発表した。採用担当者の業務効率化につなげるほか、浮いた時間を面接など対面での選考に充てる。「応募者をより客観的に、適正に評価できる」として、優秀な人材の確保につなげていく狙いだ。

 

過去のデータを学習したAIにESに記載されている志望動機などの文章を読み込ませ、評価を定量化する。評価結果を書類選考における判断材料の一つとして活用し、合格基準を総合的に満たす応募者は次の採用選考に進む。横浜銀はこれまで複数の採用担当者が数千件のESを読み込み、合否を判断していた。AI技術は、情報解析などを手掛けるFRONTEO(フロンテオ)が開発した「KIBIT(キビット)」を活用する。ES評価の実証実験をした結果、「より客観的で一貫性がある評価軸のもと、選考ができることを確認した」(横浜銀)という。



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