平成28年9月13日 京都のホテル あり方様変わり

平成28年9月13日 京都のホテル あり方様変わり

2016年09月13日(火)5:25 PM
JR京都駅近くのホテルが続々と改装・改築に乗り出している。2020年の東京五輪までに、外国人を中心とした観光客の受け入れ態勢を整えるためだ。グループで宿泊できる部屋を増やしたり、和風の内装を採り入れたりと、ニーズの変化を受けてそのあり方も様変わりしている。


リーガロイヤルホテル京都は、8日、2月1日から休館して続けていた全館の改装を終え、営業を再開した。 複数人で旅行する外国人が多いことを意識してシングルルームをなくし、ファミリーやツインの客室を増室。竹林をイメージしたフロアを設けるなど、日本的な雰囲気にしつらえた。


外国人を意識しているのは、他のホテルも同じだ。駅北側では京都新阪急ホテルが昨夏、3人で泊まれる部屋の数を4倍に増やし、禁煙ルームも2倍に増やした。いずれも外国人の要望が多かったという。昨年4~6月に約4割だった外国客の比率は、今年8月には5割を超えた。


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