平成28年11月7日 今夏ボーナス 2年ぶりプラス
2016年11月07日(月)3:08 PM
厚生労働省が7日発表した9月の毎月勤労統計調査(速報値)によると、今夏の1人当たりのボーナスは昨年夏比2.3%増の36万5008円だった。企業業績の改善を背景に、2年ぶりのプラスとなった。
労働者数が多い主な産業別で見ると、卸売・小売業が4.5%増、医療・福祉が3.3%増、製造業も0.5%増だった。賃金の伸びから物価変動の影響を差し引いた9月の実質賃金は前年同月比0.9%増で、8カ月連続のプラス。基本給に残業代、ボーナスなどを合わせた現金給与総額が0.2%増の26万5325円と2カ月ぶりに増えた一方、消費者物価指数(持ち家の帰属家賃を除く総合)は0.6%下落し、実質賃金を押し上げた。
就業形態別の現金給与総額は、フルタイムで働く人が0.4%増の33万9633円、パートタイムは0.3%増の9万5901円だった。
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