平成30年1月19日 資生堂 商品開発に女子高生も

平成30年1月19日 資生堂 商品開発に女子高生も

2018年01月19日(金)2:44 PM

資生堂は若い女性をターゲットとした商品のブランド「ポスメ」を立ち上げたと発表した。ターゲットと同世代の女子高校生を公募し、開発に加わってもらい、若者向け文化や商品の創造を目指す。


少子高齢化で中心顧客の年代が上がる中、若い顧客との接点を確保する狙いもある。第1弾として、リップや頬紅、アイシャドーなど多目的に使える商品「プレイカラーチップ」を26日に発売する。


発売するプレイカラーチップは、使い切りタイプで、表のフィルムをめくって適量を指にとり、唇や目元に塗って使う。コインに似た薄い形状で手帳などに挟んで携帯できるほか、色別に8種類あり、友人などと交換して交流を深められる。希望小売価格は6枚入りで324円。


当初は首都圏と関西圏の一部バラエティーショップやウェブ上で販売する。今後はスイーツや文具、小物など生活全般に対象を広げ、異業種の参加も募る。


資生堂によると、商品開発にあたるチームには現在、東京の女子高生を中心に約40人が参加しており、今後は数百人規模に増やすという。26日にはメンバーの会議や交流に使うスペースを東京・渋谷に設ける予定だ。


資生堂はイノベーションを生み続ける会社を目指す取り組みとして、このほど社内組織「イノベーションデザインラボ」を設置した。ポスメの立ち上げはその第1号案件となる。



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