平成30年10月12日 藤田観光がサービスアパートメントを展開
2018年10月12日(金)2:31 PM
藤田観光は2019年秋から長期滞在可能なホテル、サービスアパートメントを海外で「ISORAS(イソラス)」のブランド名で展開する。第1号施設はインドネシアのジャカルタ近郊で開業する。東南アジアへの出店は同社で初めて。日本さながらの生活環境を整え、日本人駐在員の需要を取り込みたい考え。
ジャカルタ東部で工業団地が集積するチカラン地区に第1号施設「イソラス チカラン」を出店する。日本の高級マンションをモデルに中長期滞在をしやすくした。全室にキッチンを備えたほか、洗濯機やバスタブ付きの部屋も用意した。
客室は主に単身向けの32平方メートルと、ゆとりのある64平方メートルがあり、客室数は214室。和食を提供するレストランや露天風呂付きの大浴場、ジムなど共用設備も充実させた。コンシェルジュの位置づけで日本人スタッフも常駐させる。
藤田観光は2017年秋、同社初となるサービスアパートメントをジャカルタに出店すると発表した。ホテルの運営ノウハウを生かし、現地で増える日本人駐在員や長期出張者をターゲットにする。「異なる空の下でも日本と同じ暮らしを提供したい」とのコンセプトで「イソラス」と命名した。海外で統一ブランドとして展開し認知度を高める。
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