平成27年11月10日 学生6割「バイトでトラブル経験」
2015年11月10日(火)10:56 AM
アルバイト経験がある大学生ら6割が、「賃金がきちんと支払われてない」「合意した以外に勤務させられた」といったトラブルを経験したことが9日、厚生労働省による初の調査で分かった。
労働条件が過酷な「ブラックバイト」が問題化し、厚労省が実態把握のために調査した。
今年8~9月、全国の18~25歳の大学生や専門学生らにインターネット上で実施。
週1日以上、3か月以上アルバイト経験がある1千人からの回答をまとめた。
全体の60.5%が勤務先で労働条件を巡るトラブルがあったと答えた。
厚労省は近く、学生アルバイトが多い業界団体などに 法令順守や無理な人員配置を控えるよう要請する方針。
また12月から来年2月にかけ、高校生と大学生に 労働関係法令の基礎知識を解説するセミナーを全国で開く。大学への出張相談なども行う。
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