平成30年5月7日 伊藤忠 2年連続で最高益更新

平成30年5月7日 伊藤忠 2年連続で最高益更新

2018年05月07日(月)2:34 PM

伊藤忠商事が発表した2018年3月期連結決算は、最終利益が前期比13.7%増の4003億円となり、2年連続で過去最高益を更新した。資本提携先のタイのCPグループの減損損失を計上したが、鉄鉱石など資源価格の上昇、食料や海外パルプ事業などの好調が利益を押し上げた。19年3月期の最終利益は、12.4%増の4500億円を見込む。

 

同日会見した岡藤正広会長CEO(最高経営責任者)は、減損処理について「保守的に前倒しし、今後に備えた」と述べ、3年連続の最高益に自信を示した。

 

また、決算に併せて発表した3カ年の新中期経営計画では、新技術を活用したビジネスモデルの進化を掲げた。鈴木善久社長COO(最高執行責任者)は「全社横断で新たな投資枠を設置する」と話し、電気自動車やエネルギーの最適化、物流の新技術への積極投資の方針を示した。



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