平成30年9月28日 星野リゾートが若者向けの新ホテル「ベブ 軽井沢」開業

平成30年9月28日 星野リゾートが若者向けの新ホテル「ベブ 軽井沢」開業

2018年09月28日(金)2:42 PM

星野リゾートが9月27日、20代から30代のミレニアル世代をターゲットにした新たなホテル「星野リゾート ベブ(BEB) 軽井沢」を2019年2月5日に開業すると発表した。宿泊予約の受付は11月1日に開始する。


星野リゾート ベブ 軽井沢は「気の合うアイツん家のようにルーズなホテル」をテーマに、ホテルや旅館とは異なる自由な滞在スタイルを提案。JR軽井沢駅から西武観光バスで15分の場所に位置し、客室は全73室を配置する。ウッドデッキをラウンジが取り囲むパブリックスペース「TAMARIBA(たまりば)」では、飲食物の持ち込みが可能で、音楽を流したり寝そべったりと”ルーズ”な過ごし方ができる場を提供。施設内のカフェは好きなタイミングで食事が楽しめるようオープン・クローズ時間をあえて設定しないという。また、ホテルから徒歩圏内の「星野温泉 トンボの湯」は無料で何度でも利用できるほか、予約不要なアクティビティを用意するなど宿泊者がその日の気分で気軽に旅を楽しめる様々なサービスを展開する。料金は1人あたり9,000円〜(1泊2人で1室利用時/消費税・サービス料金込)。このほか、35才以下限定の宿泊プランを提供する予定だ。


同社が宿泊施設を同エリアに開業するのは「星のや軽井沢」以来14年ぶり。星野代表は「近年若い方の旅行参加率が落ちており、日本の観光にとって懸念すべき事項。早い段階で星野リゾートを利用し、ファンになって頂きたい。そして30代、40代になった時に子どもを連れて『星のや』や『トマム』に来て頂きたい」とベブ 軽井沢の開業の経緯を説明し、ライフステージに応じた宿泊施設の利用を促していくという。


同日開催された発表会ではこのほか、「星野リゾート 界 熱海」を老朽化による改築のため2019年4月1日をもって休館すると発表。再開業は3年後を予定しており、2019年2月1日から3月31日までクロージングイベント「梅と芸妓の千秋楽」を開催する。



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