平成28年3月2日 求人倍率1.28倍=高水準続く、失業率3.2%に低下

平成28年3月2日 求人倍率1.28倍=高水準続く、失業率3.2%に低下

2016年03月02日(水)4:29 PM

厚生労働省が1日発表した1月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.01ポイント上昇の1.28倍となり、1991年12月(1.31倍)以来、24年1カ月ぶりの高水準となった。毎年行う過去データの定期改定により、改善は12カ月連続となった。

また、総務省が同日発表した労働力調査(季節調整値)によると、1月の完全失業率は3.2%と前月に比べ0.1ポイント低下した。改善は3カ月ぶり。有効求人倍率は、求職者1人当たりに企業から何件の求人があったかを示す指標。求人が10カ月ぶりに減少に転じたものの、雇用環境の改善による求職者減の影響の方が大きく、厚労省では「雇用情勢は着実に改善が進んでいる」(雇用政策課)との判断を維持している。



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