平成27年11月25日 大安・友引、割り当てられず… 旧暦に「2033年問題」
2015年11月25日(水)10:28 AM
農作業や冠婚葬祭の日程を決める際に現在も使われる旧暦に「2033年問題」が浮上している。
日本の旧暦は江戸時代の1844年にできた天保暦だが、月名の決め方の問題で33年秋から34年春までが旧暦で何月になるのか確定できず、大安や友引の日も決まらない。
旧暦を扱う業界では早くも対応策を打ち出すところも出始めた。
解決に向けて、早々に動き始めたのがカレンダー業界だ。
日本カレンダー暦文化振興協会は今年8月に見解を発表。
冬至を尊重して11月22日からの月を旧暦11月と決め、次の月を「うるう11月」にする案を提言した。
いまのところ公的な機関はこの問題に関わらない姿勢。
ビジネスで旧暦を使う業界は18年後の問題とあって現時点は静観の構えだ。
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